最終日まで充実した人生を送るための活動
皆さま、こんばんは。
冷え込んでいますが、お変わりありませんか?
咳と鼻水が長引くのが今冬の風邪の特徴だそうです。
からだを冷やさないように気をつけて、
健康第一でがんばりましょうね!
ところでわたしは今日、ある集まりに出席するため
久々に湯布院に行ってきました。
昨夏、口福屋さんというカフェ兼有機食材のお店で
無料相談会やエンディングノート・カフェイベントを
開催させていただいたのですが、今日はそのお店で
今後の活動について相談してきました。
相続士も終活士も、どうやって存在を知ってもらい、
必要性を感じてもらうのかが、なかなか難しく、
苦労する点ではないかと思います。
エンディングノートについては、
多くの人が関心を持ち、書店で手に取ってみるものの、
ページを開かないまま、しまい込んでしまうのは、
書く目的が、『死に向かう準備』だからでしょう。
結論から先に書きますと、
『これから先の人生をより良く生きるための活動』を
スタートさせることになりました。
活動名は『ライフ・ラボ由布院』です。
主体は湯布院に住む仲間の人たちで、わたしはメンバー
として参加し、時々必要に応じて講師を仰せつかるかも
しれません。
自分の死に正面から向き合うのは気が重い作業ですし、
目の前に喫緊の課題があれば、そちらを優先したくなる
のもごく自然なことだと思います。
まして、エンディングノートを書こうかという世代は、
50代以上が多いのですが、その世代の人たちは大抵、
働き盛りで仕事が忙しく、職場での責任が重いのです。
そして、親が70~80代以上であり、介護や看護の
問題を抱えていることも少なくありません。
さらには子の就活や結婚、孫の誕生…と家族にとっての
大きなイベントが次々押し寄せることに加えて、
そろそろ自分の老後の心配もしなければならないという、
それはそれはプレッシャーの多い世代なのです。
10年後かもしれないし、20年後かもしれない、
でももしかしたら明日かもしれない『自分の死』に
じっくり向き合って、死にまつわる計画を立てて
ノートに書く。
そのノートも自分で探して買ってこなければいけない…
というのは、面倒ですよね。いや、ごもっともです。
また、実際に書き始めるとすぐに感じることですが、
どこかにしまってある書類や通帳を探して確認したり、
忘れていた過去の記憶を呼び戻したりするのは、
それなりに手間と労力が必要です。
書類をしまい込んだ書斎や押入れを探して、
身辺が片付いてないことにイライラしたあとに、
自分の死後に思いを巡らせ、
どんな問題が起き得るのか想像して対策を考える、
という、かなり気が重い作業の連続で、
スイスイと書き進めることはまず不可能でしょう。
それらの作業を実際に始めるためには、一度
徹底的に煮詰めて落とし込む必要がありました。
そして次に、せっかく活動を始めても、
暗い感じの内容だと続かないことが予想されるので、
いかに明るく楽しい作業をするか、考えました。
その結果、ひすいこたろう氏著の、
『あした死んでも後悔しないためのノート』を教材に
やってみようということになりました。
今日はその打合せ、2月から活動を始める予定です。
盆地である湯布院が雪に閉ざされなければ…ですが。
またこの場で報告していきたいと思っています。
それではみなさま、ごきげんよう。
このページのコンテンツを書いた相続士
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