相談者とのコミュニケーションについて
こんにちは。上級相続士じんわり こと木本直美です。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて今日は相談者とのコミュニケーションの取り方について
一例を挙げてお話ししようと思います。
8月14日、相談者のお宅のお仏壇にお参りに行ってきました。
目下、遺言書作成のお手伝いをさせていただいている方です。
「あんたはお盆休みも働くんかえ?」と驚きながらも、
お茶にお菓子と歓待され、帰りに手土産までいただきました。
私は私で「今日は仕事じゃありませんよ」と言いつつ、
ついでに今後の流れを説明して委任状をもらいました。(笑)
親戚でもない他人の家の仏壇にお参りするなんて・・・と
思われるかもしれませんが、ご先祖を大事に思う気持ちに
血縁関係があるかないかなど関係ないのです。
連絡手段は携帯電話やメール、情報収集は新聞やテレビより
インターネットやSNSの利用がごく当たり前になりましたが、
相続の仕事をする上でリアルなアナログ活動はより重要だと
私は考えています。
リアルなアナログ活動にもいろいろありますが、
一定以上の年齢の方にとって、(地方においては特に?)
仏事が大きな意味を持つものですし、そして、
先祖のお墓、仏壇、仏事を大事にしている人にとって、
お盆やお彼岸は大きな意味があります。
目上の方から信頼していただくのは難しく感じるものですが、
相手が大切にしている価値観の理解に努め、尊重することで、
案外スムーズに良好な人間関係を築くことができるのです。
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